コーティング施工からのその後…
2019/10/18
新車を購入,コーティング施工… その後のお手入れはどうされていらっしゃるでしょうか? 1~2年と年数が経過すると結構気にとめることが(興味が?) なくなってくる方が多いようです。 お車の状態は 走行(使用)条件,保管条件(車庫 屋外保管) 洗車のやり方,サイクル等で大きく変わりますが はたしてコーティングの効果はどうなっているのでしょうか?
コーティング施工から4年経過のお車が入庫しました。残念ながら その後のメンテナンスは一度も受けておらず,ご自分でまめに洗車していたということですが… ご覧のように白くにごった汚れがシミ状にボディ全体に付着,この汚れの原因は 黄砂,花粉,塩カリ,酸性雨等が原因で洗車では取れない汚れとなってしまっています。特に冬場の塩カリによる汚れは深刻です。汚れる時期に寒さ等で洗車が疎かになってしまう,北陸富山の厳しい冬は容赦がありません。
そんな洗車では落ちなくなった汚れを落とすのが コーテイングメンテナンスです。良いコーテイングはしっかりと施工されると簡単に落ちることはありません。コーティングの上に付着するシミや汚れが問題なのです。この汚れを落としてやると艶も水弾きも戻る場合が多いのです。
コーティング施工車にしてはいけないこと その① コンパウンドや強いクリーナーの使用(特にコンパウンドはコーティングを落としてしまいます) その② 別のコート剤を掛ける※特に要注意は市販のコーティング施工車に使用できると明記されている撥水効果のある商品! (コーティングの上に塗った市販品が逆に汚れやシミの付着,ウォータースポットの発生の原因となります,洗車機のワックス,コート剤も要注意ですよ) その③ 洗車をしない (汚れを溜めることが一番よくありません,定期的な洗車がお薦め)
ご自分で洗っていて取れないシミや汚れを発見したら早めにご相談下さい。上の画像にみられるように ベターと水弾きのなかった状態が メンテナンス実施により流れる撥水が復活,コーテイングの上に付着した汚れを取り除くことによって 艶と水弾きが蘇ることも可能です。 コーティングは 黙って汚れが塗装に入り込み傷まないように守ってくれています。そんなコーティングの上に付いた汚れは水弾きをなくすばかりではなく,更に汚れの上に汚れが付着する悪循環となっていきます。 「コーティングを施工して一度もメンテナンスをしたことがない」という方は ご自分の愛車の状態を今一度ご確認,症状に応じてご相談下さいね。